ネパールの教育現場の現状と課題:2018年3月実施ネパールスタディーツアー報告会

ネパールの教育現場の現状と課題:

2018年3月実施ネパールスタディーツアー報告会

 

日時:2018年5月11日 16時~18時

 

場所:早稲田大学大学院アジア太平洋研究科 19号館7階 710教室

定員:50名(※先着20名様に素敵なネパール土産プレゼント)

 

参加費:無料(ただし、報告会後の懇親会は約500円程度の実費のご負担となります。懇親会:18時10分~19時00分 於19号館8階)

 

共催:スンダリ国際支援連絡会議

  :早稲田大学大学院アジア太平洋研究科勝間ゼミ

お申込みはこちらから→https://www.facebook.com/events/293463944520447/?active_tab=about

 

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開催趣旨

 

国連開発計画の2016年版『人間開発報告書』によると、ネパールの人間開発指数(HDI)は188ヶ国中144位に位置づけられ、1990年の指数と比較すると改善は見られるものの、2017年6月においてもいまだ後発開発途上国(LDC)の1つとされています。

 

同国は、インドと中国に陸地で囲まれ、中国との国境沿いの山岳地帯、インドとの国境をなすタライ平野地帯、そしてその中間の丘陵地帯からなる多様な地形的特徴と気候的環境との違いから約120を超える多様な民族と文化が育まれてきました。

 

しかし、そうした環境や民族、またカーストという社会慣習などの社会的多様性から、政治・経済をはじめ教育など多くの面で地域的格差を増大する原因ともなってきました。特に、同国が持続可能な開発目標(SDGs)を達成するうえで、HDIの向上に向けて「教育」は喫緊の課題です。

 

ネパール社会と教育の現状と課題について概況をお伝えするとともに、2018年3月2日~10日にかけてネパールにて行われたスタディーツアー「TERAKOYAプロジェクト応援ツアー」の報告会を開催します。

 

2015年4月25日の震災以降始めたコミュニティ学習塾支援事業の経過と今後の活動課題の報告に加え、2018年3月2日~10日まで行われたスタディーツアー参加者の体験報告も予定しています。

 

今後のネパールでの活動予定も紹介しつつ、賛同者と共に活動を広めていくことを目指して一般参加者に向けて開催いたします。

 

 

 

スンダリ国際支援連絡会議とは:

スンダリ国際支援連絡会議は、岡山と東京を中心に現在15名がメンバーとなっているスンダリ・ミカのネパールでの社会福祉活動の活動母体である。現在、任意団体として活動しているが、2018年秋を目指して社団法人化の準備を進めている。

 

 

スンダリ・ミカ略歴:

東京大田区生まれ。早稲田大学文学部卒。大学在学中に音楽バンド活動を始める。

1993年に初めてネパールを旅行し、ネパール民謡に強く魅せられる。帰国後

「スンダリバンド」を結成。出版社勤務のかたわらネパール民謡をベースとした楽曲で音楽アーティスト活動を開始。1999年退社、カトマンズに渡る。歌唱をネパールの国民的アーティスト、ミラ・ラナ、打楽器をヌチェ・バハドール・ダンゴールに師事。日本人として初めてネパールでデビュー。2003年ファーストアルバム『スンダリ』、2008年セカンドアルバム『アサバディ』をリリース。2004年、唯一無二の文化活動が認められ、国王よりゴルカダクシンバフ勲章勲4等を授与される。2011年ネパール観光年の民間観光大使に就任。 2015年4月25日のネパール大震災の時にカトマンズで被災。以後2年間にわたって、震災復興支援に携わる。2017年4月より活動の拠点を日本に移し、現在もネパールと日本を行き来して活動を継続。2017年10月、岡山を拠点に活動するネパール支援団体「ダフェプロジェクト」との共同事業である「TERAKOYA Project」がESD岡山アワード岡山地域賞を受賞。アーティスト活動のほか、文化講演、新聞連載執筆、楽器指導講座、学校・図書館や高齢者施設・病院などで歌つきの講演、ピンクリボン・グリーンリボン活動、チャリティーライブなど幅広い分野で活動中。「スンダリ」とはネパール語で「美しい女性」の意。